先週は、日米ともに大きな経済指標の発表や要人の発言も少なく、まさに「ノーニュース　イズ　グッドニュース（ニュースがないのが良いニュース）」を地で行くように、マーケットは波乱のない一週間となりました。今週は、5/ 14に米4月卸売物価指数（P...

先週、米労働省より発表された4月の雇用統計では、雇用者数が前月比＋17万5,000人（予想は＋24.0万人）、平均賃金は前年比＋3.9%（予想は＋4.0%）と、いずれも市場の予想を下回ったことから米国の「年内2回」の利下げ期待が再燃した結果...

先週は、4/ 25 - 26に開催された日銀の金融政策決定会合において、 ・利上げは見送り ・国債買入れ方針は継続と、緩和的な金融政策の現状維持が決定されました。 FRBによる利下げ観測が一段と遠のいていたこともあり、日米金利差は縮小しない...

先週は、① FRB要人によるタカ派的な発言が相次ぎ、米国の利下げ先送り観測（当初の6月利下げ開始→7月か9月、或いはそれ以降に）が決定的となった② オランダ・ASMLホールディングと台湾・TSMCが発表した決算において、世界の半導体市場（メ...

先週は、4/10に米国労働省が発表した3月の消費者物価指数（CPI）の数値が前年同月比で＋3.5%と市場予想の＋3.4%から上振れし、前月比でも2月の＋3.2%を上回る、非常に強い米国景気を裏づける結果となりました。 この結果を受けてFRB...

先週は米国でFRB要人による発言が相次ぎ、米国の利下げに対する慎重な姿勢が改めて確認される結果となりました。 主な発言を時系列でまとめてみます。 4/3アトランタ連銀　ボスティック総裁 「経済が予想通りに進展すれば、10−12月期に利下げを...

先週は、3/27の外国為替市場で一時1ドル=151円97銭と、2022年10月につけた151円94銭を超えて1990年7月以来およそ34年ぶりの円安ドル高水準をつけました。 これに対して鈴木財務相が記者団の取材に対し「行き過ぎた動きにはあら...

先週は、日本で日銀の金融政策決定会合、米国ではFRBによるFOMCが開催される「中銀（中央銀行）ウィーク」となりました。 日銀は、17年ぶりの利上げとなるマイナス金利政策の解除を決めたほか、2016年以来続けてきた、短期金利に加えて長期金利...

先週の東京株式市場は、週初となる3/11の午前中に東証株価指数（TOPIX）が2%を超える急落となりました。 前週末のシカゴ先物市場で日経平均株価先物が1,000円超下落していたのでこの急落は想定内でもあったわけですが、市場では、この急落を...

先週の日経平均株価は、史上最高値を更新した前週の強い地合いを引き継いで4万円を超える水準で推移後、後半は急速な円高を受けて反落して取引を終了しました。米国の2月ISM製造業景況指数、非製造業景況指数がともに市場予想を下回ったことから米国利下...